スギサキハルナ Haruna Sugisaki
美術家。1994年神奈川県生まれ、大磯在住。東京造形大学絵画科卒業。
畑で採れる野菜、島で釣れる魚など風土に根ざした体験から自然の力強さや命の循環を感じ取り、採取した土、灰、 煤など自然由来の素材や廃材とともにその土地の spirit を描き起こす。時には流木に時には民家に。人間の営みと自然の生命力の交わる接点を探し求め陶器作品や壁画を制作する。
Forest Art Festival 2023 にて土や煤、灰、顔料などを用い、「飛ぶ人」「はじまりの生き物」ほか、絵画作品を4点制作した。また、身近な自然物を顔料化して描くワークショップをラダックのアーティスト 10 名に向けて実施した。ラダックで集めた土や、灰、煤を顔料として用いる方法、また、スギサキが持参した日本画にも使われる顔料の使い方をデモンストレーションで伝え、実際に作品を描いた。作品は植樹地に展示された。
また、スギサキは土、還元焼成・酸化焼成など、素材や焼成方法を使い分け、思い通りの陶芸作品を作る。フォレストアートフェスティバル2024では、ラダックの陶作家の工房にて、牛糞による野焼きの場や、ガス窯を借りつつ、日本の陶芸を伝える。共同で陶芸に取り組む
主な個展 exhibition
2023 “ 偶然の着地 ” ツォモリリ文庫 (東京都調布市)
2022 “ ノームの庭 ” gallery yolcha (大阪中崎町)
2022 “ 里山を見守る者たち ” 横浜歴史博物館 (神奈川県横浜市)
2021 “ 土の産声 ” 益子 見目陶苑 (栃木県益子町)
2020 “ ハコニワウチュウ ” ツォモリリ文庫 (東京都調布市)
2019 “ 海の神さまと山の神さま ” 屋久島 EKAM (鹿児島県屋久島)
2019 “ 山の踊り ” 西会津国際芸術村西 (福島県西会津町)
2019 “ 海の子供 ” ツォモリリ文庫 (東京都調布市)
2018 “ 土の声 ” 芋乃市場 (神奈川県横浜市)
2018 “ 持ち運べる絵画 ” ツォモリリ文庫 (東京都調布市)
主なグループ展 Group exhibition
2023 “ 生土礼讃 ” 明珠美術館 (中国 上海)
2021 “ Wall art Festival ふくしま in 猪苗代2021 スピンオフ展示 風と森と。展 ” はじまりの美術館 (福島県猪苗代町)
2021 “ 月ノ心音 ” ツォモリリ文庫 (東京都調布市)
参加プロジェクト Art project
2023 “Forest art Festival in Ladakh2023” (インド ラダック)
2023 “Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代 2023” (福島県猪苗代町)
2022 “Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代2022” (福島県猪苗代町)
2022 “おもいっきり水” あさひAIR(長野県信濃大町)
2022 “原始感覚美術祭” (長野県木崎湖)
2021 “ Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代 2021 ” (福島県猪苗代町)
2020 “ Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代 2020 ” (福島県猪苗代町)
2019 “ Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代 2019 ” (福島県猪苗代町)
2018 “ Wall Art Festival ふくしま in 猪苗代 2018 ” (福島県猪苗代町)
2017 “ EARTH ART PROJECT in Ladakh 2017 ” (インド・ラダック)
受賞歴 Award
2017 “ 東京造形大学 卒業・修了制作作品展 ” 優秀作品賞(ZOKEI 賞)
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