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遠藤一郎「旗」

布、水性ペンキ、青竹 200cm×300cm×3枚、ほか

「オープニングセレモニーでのライブペインティング」 木製パーティション、水性ペンキ 170cm×142cm×2枚

各教室でさまざまな作品が出来上がっていく中、遠藤一郎は、みんなより数日遅れて現地入り。周りを見回し「この学校全体を祭りの雰囲気に変えたい。それが今回の僕の役割だね」と言った。翌日から、炎天下の田んぼに大きな布を広げて旗を描いた。色とりどりの布を細長く裂いて結んでいった。そして終わってみたら、こんなにも、国境を越えてみんなの気持ちがひとつになったWAFはなかったと思えるほど、心がひとつに結ばれた。まるで遠藤一郎の魔法にかかったみたいだった。特別な潜望鏡で世界を見渡し、今の時代に必要とされるメッセージを輩出していくのが“未来美術家”の姿だろう。未来へ、ボーダーを超えろ、と、振り絞るように作品を作り続けていく彼の潜望鏡は、インドにおいても、ハイスペックなのだった。

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