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大小島真木×高須賀千江子×信太美奈×生徒たち「大きな空の話をしよう」

大小島真木の壁画の中で子どもたちはその絵の住人になることを思い描いて仮面を作った。太陽や悪魔やフルーツなど傑作な仮面が出来上がって、今度は仮面のミュージカルを発表することになった。高須賀千江子が演出を担当することになり、子どもたちの動きや声や言葉をサンプリングした。さらに彼女の周りには、音楽が得意なボランティアたちも集結。その一人、信太美奈のオリジナル曲「ラーイラララララ ラーイラララララ」は朝のミーティングで、学校の帰り道で、日本人もインド人も、みんなが口ずさむほどポピュラーになった。

1年間準備してきたWAF。本番はたった3日間だけど、最終日に起きた奇跡は生涯忘れない。1日目、2日目と、大小島真木の壁画の中で開催してきたミュージカル「大きな空の話をしよう」は、徐々に話題沸騰。全校生徒に見せたいので校庭で開催してほしい、と言う学校側からの申し入れ。ミュージカルの最後、話になって踊る時に「おいでよ!」と誘うとみんなが一斉に輪に加わり始めた。最後まで恥ずかしがっていた子も、みんないい笑顔だった。よし、これでまた明日から来年へ向けて準備ができる。

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