1. HOME
  2. イベント
  3. noco project
  4. オンライントークセッション「ノコチームのビヨンド・コロナ」vol.3 「ノコプロダクツの行方〜SECMOLをお手本に」

オンライントークセッション「ノコチームのビヨンド・コロナ」vol.3 「ノコプロダクツの行方〜SECMOLをお手本に」

視聴:無料
下記URLをクリックし、20時からのオンライン配信をご覧ください。
https://youtu.be/W1F_6lg1Cdo

第3回は、ノコプロジェクトの始動時からコアメンバーとして活動してくださっている夏目さんと酒匂さんをゲストに迎えます。ワルリ族の村や、ラダックでの現地生活を経験している二人ですが、空間デザイナーとして全国を飛び回り第一線で活躍していらっしゃいます。その二人が考えている、ビヨンド・コロナのものづくりとは?そもそもデザインって、付加価値をつけるもの?それとも・・・。行く先を指し示すのは、インドで呼び覚まされた野生の感覚。

ゲスト:夏目知道(空間デザイナー)+酒匂克之(空間デザイナー)
ファシリテーター:おおくにあきこ・浜尾和徳(ウォールアートプロジェクト)
presented by Wall Art Project

*SECMOL =The Student’s Educational and Cultural Movement of Ladakh。インド最北部ラダックで持続可能なコミュニティづくりを担う若者を育成する教育機関。入学資格=高校レベルの卒業試験に落ちたこと?!標高3000mの高地で実践されているサステナブルな暮らしや仕組みの工夫を紹介します。

●夏目知道(空間デザイナー・愛知県立芸術大学准教授)●

東京に拠点を構えつつ、空間設計プロジェクトのために日本全国を飛び回る。愛知県立芸術大学では環境デザインを学生たちに教えている。ワルリ族の村に6度訪れ、暮らしに親しみ、ノコプロジェクト始動よりリーダーとしてチームを牽引。ワルリ族の伝統的な家づくりを現地の大工棟梁から教えてもらいつつ、日本建築のエッセンスを加味した「ノコハウス」をセルフビルドで建てた。 http://www.natsumetomomichi.jp/

1966 愛知県出身
1985-1989 愛知県立芸術大学 美術学部デザイン専攻
1989-1999 近藤康夫デザイン事務所 勤務
1999- ナツメトモミチ 設立
2006-2013 愛知県立芸術大学 非常勤講師
2009- 多摩美術大学 非常勤講師
2014- 愛知県立芸術大学 准教授
2016- 名古屋造形大学 非常勤講師

●酒匂克之(空間デザイナー・東京造形大学特任教授)●

東京に拠点を構え、日本全国の空間設計に携わる。特に図書館などのパブリック・プロジェクトにも多く携わる。 夏目と同様、ノコプロジェクト始動時よりコアメンバーとして活動。ノコハウス、ノコカフェ、母屋、雨水タンクなどの細部の設計を主に担い、ノコデザインの概念のビジュアル化などに貢献。東京造形大学で室内建築の教鞭を取る。 http://www.okanoue.net/

1971 大阪生まれ
1997 東京造形大学造形学部デザイン学科卒業後
近藤康夫デザイン事務所に入社
2001 同事務所を退社
2002 丘の上事務所を設立
2010 デザイナーユニット『MITIITO(ミチイト)』活動(2015年休止)
2017 東京造形大学 非常勤講師(2019年~特任教授)

おおくにあきこ(ウォールアートプロジェクト統括ディレクター)
プロフィール:http://tsomoriribunko.com/おおくにあきこ

浜尾和徳(ウォールアートプロジェクト現地コーディネーター / ディレクター)
NPO法人ウォールアートプロジェクト https://wallartproject.net

■オンライントークセッション「ノコチームのビヨンド・コロナ コロナ禍を越えた先にあるもの」とは?
【ノコプロジェクトはインドでコミュニティ作りをしてきました】
インド先住民ワルリ族の言葉で「もう十分です」の意味を持つ「ノコ」を合言葉に、彼らの村で家作りからスタートしたノコプロジェクト。ワルリ族と一緒に村にある牛糞と土と木で伝統的な家を建てたのは2015年。環境に負荷を及ぼすコンクリートの家より、今そこにあるもので快適さを追求する拠点作り。そこを出発点に、先住民の知恵を学びながら、しなやかなサスティナブルを志向してきました。
今回のコロナ禍で、私たちがこれまで取り組んできたサスティナブルな暮らし方、右肩上がりでない経済へのシフトが一気に現実味を帯びてきています。
コロナを収束して元どおりの世界に戻るのではなくて、コロナを超えてシフトした世界を、これまで経験してきたことを生かしつつ、みんなで学びつつ、少しでも牽引していけたら・・・。
具体的な指針作りを目指して話し合い、コマを進めていきたいと思っています。
これまで私たちが大切にしてきたのは、セルフビルドの拠点、ローカライゼーション、循環型コミュニティ、先住民の視点でした。
コロナ禍を良い形で着地させるのは、わたしたちひとりひとりです。
コロナを超えた先にある世界を、環境デザインや水問題に取り組んできているノコチームと一緒に見通してみませんか?

【ノコの次なる取り組み「天空の芸術祭アースアートプロジェクト & 世界森会議」】
ノコチームが親交を深めてきた北インド、ヒマラヤ麓のラダック地方。2020年夏には海外交流プロジェクトである「天空の芸術祭アースアートプロジェクト」と「世界森会議」を予定していました。現在、これらのプロジェクトはパワーアップして2021年の開催へ向けて動き出しています。

2021年のプロジェクトのあり方を模索しつつ、ワールドシフトを目指して、トークセッションを行います。
▶︎第1回、5月6日のプレセッションでは、新型コロナウィルスの蔓延が私たち人類への警鐘なら、しかと受け止めつつ、もう一度ノコチームが目指してきたサスティナブルをおさらいしました。
https://youtu.be/PrS4yq-UZzU
▶︎第2回ワルリ画家ワイェダ兄弟と版画家ツツミエミコさんを迎えたトーク
https://youtu.be/r8SDsRlbZuo

【ウォールアートプロジェクト 応援団、ノコファンクラブ募集中!】
2021年はどのような形になるのか・・・まだまだ未知数です。でも、単に延期ではなくて、このコロナ禍を踏まえて成長し、全く新しい視点でサスティナブルなコミュニティ作りと芸術祭を開催していきたいと思っています。
大きな力に頼るのではなく、賛同してくださるみんなの力でファンディングして、インディーズでありたいと思っています。この機会にインドで一緒にプロジェクトを進める人、日本から応援してくれる応援団を募集しています。
応援団の応募要項

https://wallartproject.net/2020/01/29/supporter/

ハグができないソーシャルディスタンスは決して嬉しくないけれど、こんな時期だからこそ、物理的な距離を超えて繋がれる機会でもあります。皆様のご参加をお待ちしています!

【協賛】貝印株式会社 株式会社コンピューターシステムハウス
【WAP応援団2020】2020.5.31 現在 16名
mie 永作佳紀 長照寺 夏目知道 林原裕子 鈴木洋子 敦子 五十嵐ファミリー 山崎春美 まるこ ツツミエミコ 内野友稀 いとうみずほ K’s Family 橋本淳司 小栗朔也 なべちゃん