2017年、夏に向けて準備が始まりました。

こんにちは!
ウォールアートプロジェクトのおおくにです。

2017年。
いつもWAFやノコを開催している2月3月の大きなプロジェクトは今年はお休みします。

その分、体力を蓄え、夏のアースアートプロジェクトinラダック、9月の世界森会議(9月1日〜10日@マハラーシュトラ州ワルリ族の村)へ向けて全力投球していきます。
今回は「アースアートプロジェクトinラダック2017」の詳細をお伝えします。
私たちが考えていることを共有していただけましたら幸いです!

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「アースアートプロジェクトinラダック2017」
実施予定日:開始予定 2017年 7月15日 ~ 終了予定:2017年 8月8日
事業の概要:アートを媒介にした教育支援を2010年から続ける我々は今回、インド・ジャンムーカシミール州立ラダック地区・ティクシェイハイスクールを拠点・舞台として、日本より淺井裕介、インドよりアンプ・ヴァーキー、ラジェーシュ・ヴァンガードを招聘し、20日間の滞在・公開制作とワークショップを行う。

学校および周辺の子どもたちとのフィールドワークからラダック地方の伝統や地域性を掘り起こし、壁画作品で表現、それらを芸術祭として発表することで、ラダック地方から世界へ向けてのメッセージとして発信する。
開催地は標高3600mという地域ゆえにグローバリゼーションや地球温暖化の影響が顕著に表れている。降雪量の減少による地下水脈の変化や外部からの安価な農産物の流入により生活を変えざるをえなくなった農家や遊牧民、教科教育の偏重と点数主義により自己を見つめ表現する機会を逸している子どもたちの存在がある。
今回、壁画公開制作とワークショップを通して、地域で営まれてきた暮らしや高齢者(第1世代)の知識・経験を再発掘し、地域の大切なものに光を照射することでその価値を再発見していきたい。それらが10代以下の若年層(第3世代)にとって、困難に直面した時に立ち戻れるアイデンティティの拠り所として機能し、未来へ進むときに携えてほしいと考えている。
世界各地を舞台に泥絵を描く淺井裕介は、手足を自在に用い縦横無尽に描き、見る人々に表現するという人間の根本にある欲求を呼び起こす。アンプ・ヴァーキーは、色彩を豊かに用い、見る人の記憶や感情に働きかけ世界認識を変容させるような壁画を描く。彼女は子どもたちとのフィールドワークによって高齢者が持つ、受け継がれることなく消失していきつつある知識や経験を集め、それらをテーマにステンシルを用いた壁画ワークショップを行う。自身の壁画と合わせ、世代間を結ぶ媒介となって地域の広範囲を巻き込んでいく。ワルリ画家ラジェーシュ・ヴァンガードはフィールドリサーチを通し自身の眼に映る物事や、伝え聞いた物語を描き、絵巻物のような壁画を展開していく。ワルリ族はインド西部の先住民で、古来より土壁に竹筆を用い、三角と丸と線のシンプルな形と米粉の白一色で描くワルリ画を継承する。

今回は、壁画制作の中で、竹筆を使ったワルリ画のワークショップを子どもたちと行う。子どもたちはワルリ画の真髄である観察する目と、削ぎ落とされた技法がゆえに可能な表現を学ぶ。制作と同時並行で、地元の学生たちと日本・インドのボランティアが協働し、「芸術祭」を創り上げていく。実地レクチャーとして、広報や会場作り、プログラム作成など芸術祭運営に必要なものを準備するノウハウを教え、地元の人々が独自に芸術祭を開催できるような下地作りを行う。周囲の他校や観光客、政府関係者などを広く招き、アートの力を伝え、国際理解を促す磁場を作り出す。
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プロジェクトへのご意見やご感想をお待ちしています。

今考えているのは、「わふのこ新聞」の刊行です。
以前刊行していた「わふわふ新聞」が好評だったので、このタイミングでまたパワーアップして
再発行していこうと考えています。年4回の季刊誌の予定。
とにかく面白いものを! と目論んでいます!

またどこかでお目にかかれる日を楽しみにしています。